中野区 新井薬師前の歯医者 あおい歯科クリニック

あおい歯科クリニック

03-5942-9208

あおい歯科クリニック

一般歯科・予防歯科

モニターや資料を使ってご説明

当クリニックでは、小型CCDカメラを使用し、患歯、患部を撮影し、モニターや資料を見ながら、十分なご説明をするようにしています。見えにくい奥歯など、モニターを見ることにより、今のお口の状態を知って頂き、今後の治療方針についても、十分に理解していただけるようにしています。

   

「神経取れば、枯れ木も同然!」

歯髄

(図は、Weltec患者様のための
第2回歯周病編より引用)

「神経を取れば、枯れ木も同然!」です。
歯を長持ちさせるためには、削る範囲を最小限にし、歯髄(神経の入っているところ)を残すことが重要です。
歯髄には、神経のほか、多数の血管が通り、大切な免疫細胞や象牙質を作る細胞などがあります。なくなれば、枯れ木同然、もろくなり、色も変わり、歯の破折(割れたり、折れたりすること)につながります。

最初は小さな虫歯が原因だったものです。一生、ご自身の歯をもたせるためにも、神経を取ることにならないようなケアが大切です。

虫歯の進行
むし歯の進行は C1 → C2 → C3 → C4 のように進みます。
C1…エナメル質が虫歯になった状態。
症状はほとんどありません。
歯の検診(視診やレントゲンの検査)で見つかります。
C2…象牙質にまで虫歯が進んだ状態。
症状:水や冷たいものがしみますが、痛みを感じないこともあります。
C3…穴が大きくなり歯の神経部分にまで虫歯が進んだ状態。
症状:ひどい痛みをともなうことが多く、「昨晩一睡もできなかった」というような痛みです。
C4…歯の神経が死んでしまった状態。
歯の根の先端部分の骨の中にも細菌が繁殖します。
著しい痛みのあと、全く痛みがなくなりますが、放置すると抜歯ということになります。

C3の状態まで進みますと残念ながら「神経を取る」という処置になってしまいます。

歯周病について ~骨がとける病気~

歯周病の進行度チェック
中程度歯周病のお口の中
写真矢印の炎症のある歯肉の中では骨がとけています

歯周病は、歯と歯ぐきの間にある歯肉溝という溝から、細菌が侵入し、増殖することで周りの組織を破壊します。炎症を起こし、支えている骨をとかし、最後にはぐらぐらになり抜歯に至るこわい病気です。
その原因や進行には、歯磨きが不十分であることによる細菌の存在ばかりでなく、喫煙や、糖尿病、歯ぎしりや、かみしめ、いつも歯を合わせている癖など、力のリスク因子も関わっています。

血が出る、膿が出る、歯がしみる、歯肉が腫れる、歯がぐらぐらする、口臭があるなどがその症状です。

 

定期検診のご案内

痛い、腫れるなどの症状が何もない時に、大切な歯や歯肉をより良い状態で維持するために、定期的に検診をうけて頂くことをお勧めいたします。
予防が何より大切です。
担当の歯科衛生士が一緒に治療にあたり、きちんと磨けたあとの歯のツルツル感や、口全体の気持ち良さを知っていただけるよう、それが習慣化されるようご指導させていただいております。

 

定期検診では

●むし歯・歯周病の検査
●検査結果のご説明
●治療後の経過観察
●歯石の除去
●歯のクリーニング
●歯ブラシの当て方の再確認 など

をしています。

予防のためにPMTCを

   

 

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯科診療のプロによるお口の中の清掃のことで、これにより徹底した虫歯・歯周病予防を行うことができます。

歯石除去は、超音波スケーラーと呼ばれる機械により行っています。歯石やバイオフィルムを除去する先端の振動は全方向に分散されるという特徴があり、施術中のキーンという嫌な音や振動の負担が少ない機械を導入しております。層になったがんこな歯石や、歯ぐきの下にある歯石まで落とすことが可能です。

歯石除去後は、ポリッシングブラシで歯の表面を磨くので、ご自宅でのお手入れも楽になります。 虫歯や歯周病の予防のためには PMTC が効果的です。
※歯石とは、細菌の塊である歯垢(プラーク)が石になったものです。